2009年07月27日
電気自動車は博多ば走れるとねっ?(2)
|電気自動車.EVは博多の町ば走れると(2)
国内・海外メーカー/電気自動車.EV車種ラインナップ
先週、三菱自動車と富士重工業は国内メーカーとして初となるEV・電気自動車の市場販売をはじめた。
一方、EV走行に欠かせないインフラ整備を行う立場にある行政の対応はどうかと見てみると、京都市が「区役所や体育館など33カ所に無料で使用できるEV対応充電設備40基を設置」 (読売新聞)する計画を発表したとの報道を先般見つけ目を引いた。
大阪府は、橋下知事を旗ふり役として「大阪EVアクションプログラム」を設定。09年度中に太陽光発電設備の付いた急速充電設備20基を府内に設置する計画。その他、東京都、神奈川県、横浜市などが早くからカーメーカーと提携し、EVが走れる都市としてのインフラ整備計画を進ている。
海外に目を転じると、ドイツ・ベルリン市は10年までに市内500カ所に及ぶEV充電設備の設置を目指しているという。米国では、シュワルツネッガー州知事がカリフォルニアをEVのメッカにしようと頑張っているのだそうだ。
イスラエルなどは、対立する周辺国がいづれも産油国であることから、エネルギーの脱石油化が国の存立自体に直結するという観点から、ハード・ソフトの両面でEVの普及に力を入れている。
そんなEVを取り巻く、国内・海外の状況を知ってか、知らずか福岡県は、既に失敗したとされる燃料電池車の開発に未だに固執する姿勢をとっている。横浜市の他、政令指定都市では名古屋市などもEV普及に力を入れているが、わが福岡市がEV普及について、何か特別な施策をとるような話は、今の所聞かない。
博多の町を、EV・電気自動車は走れるごたなるとネッ!の2回目。
今日は、各メーカーがラインナップするEV車種をご紹介。
こちら、応援ポチ、くれぐれもお願い申し上げますッ!
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《 日産/ でんきキューブ 》
日産は、09年の北米自動車ショーで、市販の「キューブ キュービック」をモデルとして試作した「でんきキューブ」を発表した。なお、10年度にはEVの市販を開始するがその際のモデルは、既存の車体を流用するのではなく専用にデザイン、設計された新型車となるとのこと。
《 三菱/ i-MiEV(アイ・ミーブ)》
i-MiEVは、同社の軽自動車「i(アイ)」をベースとしたモデル。1充電で160kmを走行。バッテリーの充電方式は3方式で、自宅では家庭用の電圧100Vまたは200Vの一般用コンセントから、標準装備の電源ケーブルで充電が可能だ。フル充電にかかる時間は、100Vの場合が約14時間で、200Vで約7時間。ガレージに200Vのコンセントを設置すれば、一晩でフル充電できる。深夜電力を使用して充電した場合の燃費は100キロを
約100円で走行する計算になる。
《 富士重工業/ スバル プラグイン ステラ 》
最高速度時速100km、充電1回あたりの航続距離は80km。
《 トヨタ/ FT-EV(フューチャー・トヨタ-エレクトリック・ビークル)》
トヨタは、EVのコンセプトカーとしてFT-EV(フューチャー・トヨタ-エレクトリック・ビークル)を、この1月に北米国際自動車ショー(デトロイトショー)で初公開した。
FT-EVは、新型コンパクトカーiQがベース。2012年までに近距離コミューターとして米国市場に導入する予定だ。
《 ダイムラー・ベンツ/ フォーツーed 》
『フォーツーed』は。同社のスマート『フォーツー』がベース。10年初頭から英国で実証実験を行う。
英国政府はEVの充電ステーション整備に2000万ポンド(約30億円)の予算を計上。200名以上のモニターを募り、EVの実証実験を開始するなどの計画を決めているが、この実験にダイムラーはフォーツーedで参加するなど連携を行いEV開発を進める。また、11年からEVやプラグインハイブリッド車の購入者に対する2000 〜5000ポンド(約30〜74万円)の補助金制度の導入を英国政府は決定している。
なお、ダイムラーは、ベンツSLS AMGクラスのEVモデルも開発する予定だ。
《 ポルシェ/ ポルシェ911 》
ポルシェは、ポルシェ911をベースにしたEVモデルを開発中とのこと。
《 BMW/ MINI E 》
BMWは、08年のロサンゼルスモーターショーでMINIのEV『MINI E』を発表後、この5月から米国ニューヨーク、ニュージャージー、ロサンゼルスを中心に1年契約でリース販売を開始した。月額リース料は850ドル(約8万2000円)程度。
《 ルノー/ Z.E.(ゼロエミッションビークル) 》
『Z.E.(ゼロエミッションビークル)』は「カングーBEBOP」がベースのEV。
最高出力60馬力、最高速は時速130km、最大航続距離100km。220Vのコンセントを使用した場合6~8時間で充電が完了。400Vの急速充電では80%のチャージを30分で行う。 12年の市販化を予定。
《 タタ/ インディカビスタEV 》
タタは先日、日本円で約28万円という超低価格小型車の生産販売を始めて世界的に話題となったインドのメーカー。
そのEV仕様車がインディカビスタEV。1充電200km走行、停止状態から10秒で60km/hに達する加速性能を持つ。 欧州での発売を目指し、走行実験中。
(つづく)
【連載索引】
電気自動車.EVは博多の町ば走れると(1)
激化する開発競争、国内外カーメーカーEV開発動向
電気自動車.EVは博多の町ば走れると(3)
国内・海外メーカー/電気自動車.EV車種ラインナップ
〜 闘争する雑誌 Web板 7月21日週号 目次 〜
・ 連載・政治を調べる(2)/議員第二の給料50万円「政務調査費」の行方
・ 秀吉が食べた五十二万石本舗さんのお菓子(2)その確たる証拠は?
・ 天の邪鬼コラム(1) 自民細田幹事長、国民の程度発言
幹事長!国民の程度は自民党の先生方の程度
・ 天の邪鬼コラム(2) 麻生首相ついに「 泣くな!解散 」
首相、泣かんでもよかでッしょ!
自ら好んでの今日でしょうから
・ 速報 動画・News 豪雨 海の中道海浜公園西口前道路冠水
・ 動画・News アシモのゴールキック
・ 電気自動車.EVは博多の町ば走れると?(2)
・ 天の邪鬼コラム(3) 5選を目指す麻生知事に宗像神の神罰
・ 号外・筥崎宮さんの歴史二題 高灯籠と箱崎党の話
@ Blog campaign 福岡市東海岸/志賀島・海の中道・奈多三苫海岸を世界遺産に!
三苫海岸/大島方面を望む
国内・海外メーカー/電気自動車.EV車種ラインナップ
先週、三菱自動車と富士重工業は国内メーカーとして初となるEV・電気自動車の市場販売をはじめた。
一方、EV走行に欠かせないインフラ整備を行う立場にある行政の対応はどうかと見てみると、京都市が「区役所や体育館など33カ所に無料で使用できるEV対応充電設備40基を設置」 (読売新聞)する計画を発表したとの報道を先般見つけ目を引いた。
大阪府は、橋下知事を旗ふり役として「大阪EVアクションプログラム」を設定。09年度中に太陽光発電設備の付いた急速充電設備20基を府内に設置する計画。その他、東京都、神奈川県、横浜市などが早くからカーメーカーと提携し、EVが走れる都市としてのインフラ整備計画を進ている。
海外に目を転じると、ドイツ・ベルリン市は10年までに市内500カ所に及ぶEV充電設備の設置を目指しているという。米国では、シュワルツネッガー州知事がカリフォルニアをEVのメッカにしようと頑張っているのだそうだ。
イスラエルなどは、対立する周辺国がいづれも産油国であることから、エネルギーの脱石油化が国の存立自体に直結するという観点から、ハード・ソフトの両面でEVの普及に力を入れている。
そんなEVを取り巻く、国内・海外の状況を知ってか、知らずか福岡県は、既に失敗したとされる燃料電池車の開発に未だに固執する姿勢をとっている。横浜市の他、政令指定都市では名古屋市などもEV普及に力を入れているが、わが福岡市がEV普及について、何か特別な施策をとるような話は、今の所聞かない。
博多の町を、EV・電気自動車は走れるごたなるとネッ!の2回目。
今日は、各メーカーがラインナップするEV車種をご紹介。
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《 日産/ でんきキューブ 》
日産は、09年の北米自動車ショーで、市販の「キューブ キュービック」をモデルとして試作した「でんきキューブ」を発表した。なお、10年度にはEVの市販を開始するがその際のモデルは、既存の車体を流用するのではなく専用にデザイン、設計された新型車となるとのこと。
《 三菱/ i-MiEV(アイ・ミーブ)》
i-MiEVは、同社の軽自動車「i(アイ)」をベースとしたモデル。1充電で160kmを走行。バッテリーの充電方式は3方式で、自宅では家庭用の電圧100Vまたは200Vの一般用コンセントから、標準装備の電源ケーブルで充電が可能だ。フル充電にかかる時間は、100Vの場合が約14時間で、200Vで約7時間。ガレージに200Vのコンセントを設置すれば、一晩でフル充電できる。深夜電力を使用して充電した場合の燃費は100キロを
約100円で走行する計算になる。
《 富士重工業/ スバル プラグイン ステラ 》
最高速度時速100km、充電1回あたりの航続距離は80km。
《 トヨタ/ FT-EV(フューチャー・トヨタ-エレクトリック・ビークル)》
トヨタは、EVのコンセプトカーとしてFT-EV(フューチャー・トヨタ-エレクトリック・ビークル)を、この1月に北米国際自動車ショー(デトロイトショー)で初公開した。
FT-EVは、新型コンパクトカーiQがベース。2012年までに近距離コミューターとして米国市場に導入する予定だ。
《 ダイムラー・ベンツ/ フォーツーed 》
『フォーツーed』は。同社のスマート『フォーツー』がベース。10年初頭から英国で実証実験を行う。
英国政府はEVの充電ステーション整備に2000万ポンド(約30億円)の予算を計上。200名以上のモニターを募り、EVの実証実験を開始するなどの計画を決めているが、この実験にダイムラーはフォーツーedで参加するなど連携を行いEV開発を進める。また、11年からEVやプラグインハイブリッド車の購入者に対する2000 〜5000ポンド(約30〜74万円)の補助金制度の導入を英国政府は決定している。
なお、ダイムラーは、ベンツSLS AMGクラスのEVモデルも開発する予定だ。
《 ポルシェ/ ポルシェ911 》
ポルシェは、ポルシェ911をベースにしたEVモデルを開発中とのこと。
《 BMW/ MINI E 》
BMWは、08年のロサンゼルスモーターショーでMINIのEV『MINI E』を発表後、この5月から米国ニューヨーク、ニュージャージー、ロサンゼルスを中心に1年契約でリース販売を開始した。月額リース料は850ドル(約8万2000円)程度。
《 ルノー/ Z.E.(ゼロエミッションビークル) 》
『Z.E.(ゼロエミッションビークル)』は「カングーBEBOP」がベースのEV。
最高出力60馬力、最高速は時速130km、最大航続距離100km。220Vのコンセントを使用した場合6~8時間で充電が完了。400Vの急速充電では80%のチャージを30分で行う。 12年の市販化を予定。
《 タタ/ インディカビスタEV 》
タタは先日、日本円で約28万円という超低価格小型車の生産販売を始めて世界的に話題となったインドのメーカー。
そのEV仕様車がインディカビスタEV。1充電200km走行、停止状態から10秒で60km/hに達する加速性能を持つ。 欧州での発売を目指し、走行実験中。
(つづく)
【連載索引】
電気自動車.EVは博多の町ば走れると(1)
激化する開発競争、国内外カーメーカーEV開発動向
電気自動車.EVは博多の町ば走れると(3)
国内・海外メーカー/電気自動車.EV車種ラインナップ
〜 闘争する雑誌 Web板 7月21日週号 目次 〜
・ 連載・政治を調べる(2)/議員第二の給料50万円「政務調査費」の行方
・ 秀吉が食べた五十二万石本舗さんのお菓子(2)その確たる証拠は?
・ 天の邪鬼コラム(1) 自民細田幹事長、国民の程度発言
幹事長!国民の程度は自民党の先生方の程度
・ 天の邪鬼コラム(2) 麻生首相ついに「 泣くな!解散 」
首相、泣かんでもよかでッしょ!
自ら好んでの今日でしょうから
・ 速報 動画・News 豪雨 海の中道海浜公園西口前道路冠水
・ 動画・News アシモのゴールキック
・ 電気自動車.EVは博多の町ば走れると?(2)
・ 天の邪鬼コラム(3) 5選を目指す麻生知事に宗像神の神罰
・ 号外・筥崎宮さんの歴史二題 高灯籠と箱崎党の話
@ Blog campaign 福岡市東海岸/志賀島・海の中道・奈多三苫海岸を世界遺産に!
三苫海岸/大島方面を望む
Posted by Frco.Don at 13:47│Comments(1)
この記事へのコメント
勉強になります!
また遊びにきちゃいますね!
それにしても色々ありますねぇ。
また遊びにきちゃいますね!
それにしても色々ありますねぇ。
Posted by 自動車バッテリー at 2009年08月21日 19:31