2024年10月24日
住吉神社能楽殿de阮咸奏者・青山舟月「吾妻鏡語り・平家語り」源頼朝の挙兵と筑前住吉神官小大夫昌長

住吉神社能楽殿本舞台で阮咸を演奏する青山舟月
治承四年八月、源頼朝は平家目代山木判官邸を襲撃。そこに筑前からの流人・住吉小大夫昌長が供奉。吾妻鏡にあるこの事件を、正倉院に聖武天皇遺愛の楽器として納められる阮咸(げんかん)の音を現代に甦えらす青山舟月(せいざんしゅうげつ)が住吉能楽殿を舞台にひき語りいたします。

国立国会図書館蔵.紅葉文庫版「吾妻鏡」「住吉小大夫昌長、腹巻着 於軍士是依致御祈祷也」部分
会場:住吉神社能楽殿
2024年12月7日(土)13:00開場・13:30開演
参加費:当日現金・全席自由
問い合わせ・申し込み
naou_yz@icloud.com
090-9404-4299

住吉神社能楽殿
大正時代、旧能楽堂の老朽化をうけて、住吉神社境内に新能楽堂として昭和13(1938)年に建設。その構造は皇居能楽堂に似るという。音響を本舞台・橋掛り床下の甕、鏡板裏の空間に頼る古来の構造を有した現役舞台としては最古。客席は平桟敷形式。舞台右手には御簾をすえた貴賓座が用意されている。福岡市有形文化財指定。

阮咸奏者・青山舟月・せいざんしゅうげつ
阮咸(げんかん)奏者/「二胡・月琴教室シルクロード」主宰/国史跡「首羅山物語」/福博昔カタリなど。

阮咸(げんかん)
奈良時代に琵琶ととも中国から渡来。正倉院に聖武天皇の遺愛の楽器として収められている。西にわたりリュートに。ギターの先祖。
後援:「福岡市」・「福岡市教育委員会」令和6年4月11日経文活 第20号
(公財)福岡市文化芸術振興財団 令和6年4月11日.財福文(後)8号