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競走馬育成牧場でおぼえた騎乗。その後、全国8カ所・8種の在来馬を乗り歩く。平成30年宗像大社春季大祭・流鏑馬騎手。ヨットは我流。カヤックイベント企画、カッター先生。住吉能楽堂講座・企画運営.講師、街歩き「那国王の教室」企画・運営などなど、、、

2013年09月19日

津屋崎に居館を持ったという官兵衛 弟・黒田利則

津屋崎に居館を持ったという官兵衛 弟・黒田利則に関する資料箇条書

▶▷ 津屋崎 黒田利則関係資料

※画像は太郎坊社七所宮圖/奥村玉蘭/筑前名所圖繪

●筑前國續風土記附録(加藤一純)

○観音堂 垣の内という所にあり。堂内に長政公尊碑あり、元和九年京都に
おいて涓(手篇)館し給い、霊柩を船に載せ奉り、此浦(津屋崎浦)に着か
せられ一宿し給う所なり。其の跡に観音を安置し、(手篇)の内といふ。其
時四方に垣結廻し警護ありし故なり。



●筑前國續風土記拾遺(青柳種信)

○垣内観音堂 この堂に興雲院殿の神位あり。元和九年京都において涓(手篇)
館し給い、霊柩を載奉りし舩、此浦(津屋崎浦)に泊れり。時に風波強かりし
かは、此地に霊柩を揚げて四方に垣を結て守護し奉り翌日陸地より崇福寺へ送
り奉りけるとかや。依りて此所を今も垣の内といふ。其後観音堂を建て尊牌を
安置せしといふ。修験者護國院これを守る。



●筑前國續風土記拾遺(青柳種信)

津屋崎村同浦

村浦の人家軒を並べて、凡農商工漁の戸数五百余軒、人数二千四百人斗、當郡
第一の廣村なり。
村内に殿屋敷といふ所有。昔黒田養心翁此所にしはらく住居せられし宅址なり。
(今納倉の有邊を云う。)又元禄十四年入海の東畔に石垣を築き、新たに田を
墾開くこと五十九町四反九畝余、塩濱凡三十町六反六畝當村の處分なり。塩濱
は勝浦よりも廣くして諸方より人多く集まり来て、當代は一ツの村落たり。開
作囲石堤長千貳百八拾間余有



●筑前國續風土記附録、及び拾遺

○黒田養心館址並びに墳墓 本編(一三六)に見えたり。
村内シロと言所にあり。其境地凡千五百餘坪有。石壁の址今に残れり。天明年中、
遠孫黒田諸左衛門利郷墳墓を補修し、瓦屋を覆ひ、石階十餘級を築き、石の燈䑓
二基建立せり。

○黒田養心居士の墓は村の西川を隔て高所に在。又館址あり。今もしろといふ石
壁の跡残れり。墓より四町許南なり。


●間島家譜

筑前御入国の後、宗像郡津屋崎に居宅を構へ住居せらる、其後長政公那珂郡市瀬は
国境なれハとて養心公を置き給ひけれは、高館を建られて住せらる、領知一万弐千
石也、所の民は御城と云し勿論市の瀬・道善・梶原・片縄・中村辺迄不残領地、宗
像郡にては上西郷・下西郷・手光・津丸・久末・荒地・津屋崎・渡村辺迄知行所な
りし




●福岡藩仰古秘及(竹冠)六

慶長後庚子年十二月八日名島城請取二被遣衆

御名代
黒田修理

黒田忠兵衛
井上九郎右衛門
母里太兵衛
桐山孫兵衛
母里与三兵衛

三宅三大夫
宮崎助大夫

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Posted by Frco.Don at 21:37Comments(0)福岡藩

2013年09月19日

ホテル日航福岡.基礎から学べるiPadセミナー開催

▶FrcoDonの耳ダンボ/ホテル日航福岡プレスリリース

【ホテル日航福岡】誰でも簡単に基礎から学べるiPadセミナー開催
ホテルに泊まって・レストランで食べて・宴会場で学べる合宿プラン

ホテル日航福岡(福岡市博多区、代表取締役社長:太田輝幸)では、 10月24日(木)・25日(金)にiPadの
基本的な操作を確実に身に付ける事ができるセミナーを開催いたします。

2日にわたり、テキストに沿いながらわかりやすく講義しますのでどなたでも簡単に覚えられる短期集中型になって
おります。また、夜は受講者の皆様と講師を交えてのご夕食をご用意しており、コミニケーションもはかれる少人
数の合宿プランです。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000600.000002213.html

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Posted by Frco.Don at 15:41Comments(0)今日のプレスリリース

2013年09月18日

宗像氏貞 宗像大社再建の事・家人の事・領地高 石高の事

※画像は氏貞花押

・宗像大社再建の事

「宗像宮造営記録抄」に「弘治三年四月二十四日夜焼失天正六年迄二十二年神殿無之ナリ」とある
が天正六年六月一日正遷宮が行われた(筑前戦国史/吉永正春/葦書房/昭和51/238ページ)

・家人の事

「宗像大宮司天正十四年分限帳」によると氏貞直臣士分・四百五十六人、中間・雑色・厩衆五十人、
社官衆七十人、そのほか番匠・刀鍛冶・能太夫・塗師・笛吹等の諸芸衆二十人余、別に簾中に仕え
る女中など(筑前戦国史/吉永正春/葦書房/昭和51/238ページ)

・領地高 石高の事

「宗像大宮司天正十四年分限帳」によると氏貞領地高は宗像一円及び遠賀、鞍手に跨がり、総計
四五三三町八反七十歩とある。

徳川期元和元年、黒田長政幕府差し出しの検地表では宗像郡四万八千三百石とある。氏貞は鞍手・
遠賀も併有していたことから、更に石高はあったと考えられる。(筑前戦国史/吉永正春/葦書房
/昭和51/238ページ)

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Posted by Frco.Don at 06:47Comments(0)三女神の海

2013年09月17日

止まり木七席だけの薬院の角のバーの壁のジャコメッティ


消灯美術館。
ジャコメッティです。
久しぶりのリリースを、と思うと、やはりジャコメッティだな、と思ったのです。

薬院の角にカウンター7席だけのバーが、昔、ありました。

不似合な、ぶ厚い木の扉を開いて、狭い店へと入ると、カウンター越しの奥の壁に、
ジャコメッティの素描、もちろんポスターですが、が架かっていたのでした。

一人の時に出かけたくなる、オトナの店でした。

いつの間にか店を閉めてしまったマスター。
元気にしているかな?

午後からの書類書きも終了。
バーボンを〜もっぱら「ブラントン」でしたが〜ストレートでいきたい気分を抑えて、
今夜は、もう休みます。

おやすみ、なさい、ませ、、、

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Posted by Frco.Don at 23:53Comments(0)街ネタ

2013年09月16日

筑紫女学園校長の発見で救われた「黒田家文書」の話し、、、


黒田修理亮利則という官兵衛如水公・次弟のことを調べる中で、福岡市総合図書館に
転写資料として収蔵があった「福岡啓藩志」なる古文書に行き当りました。

当館司書の話しでは、同書は福岡県立図書館収蔵の「黒田家文書」と区別して、
「筑女黒田家文書」としてある一連の文書の内の一書だそうです。

「筑女黒田家文書」は、福岡市にある筑紫女学園二代校長の水月文英氏が上京の折り
に、都内の古書店で偶然見つけ、即決して購入されたことで、今に伝わるのだそうで
す。

水月氏による古書店での発見は、貴重な郷土資料が散逸から免れた瞬間でした。


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Posted by Frco.Don at 12:41Comments(0)福岡藩

2013年09月15日

津屋崎に住んだという、黒田官兵衛次弟・利則の資料について


黒田修理亮利則という官兵衛如水公・次弟が宗像郡津屋崎・現福津市津屋崎に住み、
福岡藩水軍の調練を行っていたということが三浦明彦氏の著作「西日本人物誌・黒
田如水」中に書かれています。

その典拠を探っているのですが、今日、福岡市総合図書館郷土資料室で「増益家臣
伝」という「筑女黒田家文書」と呼ばれる一連の黒田関連の文書のうちの一つの巻
三に「黒田修理亮利則」の項を見つけ、「長政公筑前入府の後宗像郡津屋崎浦に云
々」と確かにあるのを確認しました。

残るは、利則による藩水軍調練の典拠についての確認のみ、となりました。

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Posted by Frco.Don at 23:26Comments(0)福岡藩

2013年09月11日

岡田准一扮する黒田官兵衛と津屋崎千軒家

※画像は奥村玉蘭「筑前名所図絵/鐘ヶ崎・津屋崎諸浦之図

例えば、来年のNHK大河ドラマ「軍師・官兵衛」の回が進み、岡田准一扮する黒田官兵衛如水公、
そして福岡藩初代藩主・長政公が、旧主の小早川氏から筑前五十二万石を受け取るところまで行っ
たとします。

その時に、筑前を受け取る形として、小早川氏の居城だった、現在でいえば福岡市東区の名島城を
受け取ったのは、名代の黒田利則でした。

黒田利則は、官兵衛如水公の異母弟でしたが、如水公が頼りにしていた人物だった、と伝えられて
います。

そこで、毎回の大河ドラマ宜しく、エンディングで「官兵衛紀行」などという小コーナーがあった
としたら、考えられるナレーションは、

玄界灘に面した漁港を中心に広がる、風光明媚な福岡県福津市の津屋崎町は、江戸時代の初めから、
津屋崎千軒と言われる賑わいを見せていた街道筋の町でした。

この町には、官兵衛如水公と長政公が、筑前藩を受け取るのに、旧主である小早川家から、その居
城・筑前名島城を、名代として受け取った、官兵衛の腹違いの弟・黒田利則が住んでいたといいま
す。

利則はいわいる「黒田二十四騎」という、草創の黒田家を支えて来た家臣達の筆頭格であり、官兵
衛が強く頼りにしていました。

晩年、官兵衛は、一日がかりで、居城の福岡城から津屋崎千軒の利則を訪ね、信長に仕えた時代、
秀吉に仕えた時代と、昔語りをしていたといいます。

などとの中身に、なるはずです。

ところが、今の所、ドラマエンディングの小コーナーの話題になるような、福津市津屋崎に伝わる、
そうした史的事実に関する資料に付いての問い合わせがNHKから打診があったにも関わらず、福
津市観光課は応えていない、と、聞いています。

本日、その件で福津市議会での質疑が行われます。




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Posted by Frco.Don at 05:38Comments(0)茶人官兵衛

2013年09月10日

まなデジ「第一回ご当地キャラ全国学力調査」を実施!

東京書籍、ウェブサイト『まなデジ』にて「第一回ご当地キャラ全国学力調査」を実施(9月9~13日)

2013.9.9  東京書籍  プレスリリース

東京書籍株式会社(東京都北区、代表取締役社長:川畑 慈範、以下 東京書籍)は、今年6月に「デジタル教科書」の
魅力をより広く知っていただくためのウェブサイト『まなデジ』を開設しました。
『まなデジ』では、デジタルによる「学び」をより楽しく身近なものとして感じていただけるようなコンテンツを
用意し、訪問者の「学びたい」という想いを一層強くするウェブサイトを目指しております。このたび、その一環
として「第一回ご当地キャラ全国学力調査」を実施いたします。

ウェブサイト『まなデジ』URL: http://manadigi.jp/

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「ご当地キャラ全国学力調査」(全3回実施予定)は、東京書籍が発行する高等学校用デジタル教科書(iPadアプリ)を
用いて、日本全国のご当地キャラが学習し、その成果を競うイベントです。都道府県ごとに、代表として1つのご当
地キャラが参加します。全国を9つのブロックに分けて、それぞれのブロックに割り当てられた教科を各キャラが学
習する形式となっています。

各都道府県の代表キャラはすでにエントリーが終了し、今年7月よりデジタル教科書で学習を開始しておりますが、
9月9日(月)より、いよいよテスト問題に挑みます。各教科の問題用紙は、テスト開始とともに『まなデジ』にて公
開します。(PDF形式で閲覧可能)

各キャラの解答用紙および採点結果は、9月下旬に『まなデジ』にて公開予定です。果たしてどのキャラが高得点
を取るのか?どのキャラが楽しい答えを書くのか? - 全国規模でのご当地キャラ同士の対決と、その結果にご注
目ください。

『東京書籍 ~教育と文化を通じて人づくり~』
東京書籍は1909年(明治42年)の創業以来、104年にわたり「教科書」事業を柱として成長してまいりました。
教科書の質的充実をはかるとともに、教育のICT化にも業界でいち早く取り組み、常にソフト面でも先端を走って
まいりました。企業理念は「教育と文化を通じて人づくり」であり、社員は時代に相応しいコンテンツ作りの先
に、常に子どもたちの明るい未来を思い描いています。業界のリーディングカンパニーとして、これからも皆さ
まにご支援いただきながら大きく飛躍してまいります。

東京書籍ウェブサイト: http://www.tokyo-shoseki.co.jp/

  


Posted by Frco.Don at 07:12Comments(0)今日のプレスリリース

2013年09月09日

ジャガーR社 ハイブリッド.バッテリー式EVプロジェクト発表

★☆英ジャガー・ランドローバー、ハイブリッド・バッテリー式EV技術の研究プロジェクトを発表

ランドローバージャパン(株)プレスリリースより
http://www.landrover.com/jp/ja/lr/

 ※本プレスリリースはジャガー・ランドローバー社が2013年9月4日に発表したプレスリリースの日本語訳です。

 ・ジャガー・ランドローバー、ハイブリッド式およびバッテリー式電気自動車(BEV)の新技術開発に向け、総額1,630万ポンドを投じる共同研究プロジェクト「Evoque_e」を主導
 ・「Evoque_e」プロジェクトは、英国のイノベーション推進機関であるテクノロジー・ストラテジー・ボード(TSB)の支援を受け、英国内の産業、サプライヤーおよび主要大学間の協力を促進
 ・ジャガー・ランドローバーは、自動車環境技術に関する英国を代表するイベント「Low Carbon Vehicle Event 2013」にて、多数の共同研究プロジェクトを展示



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 ジャガー・ランドローバーは、この度、レンジローバー・イヴォークのプラットフォームをベースとした最先端の次世代ハイブリッド・パワートレイン技術およびバッテリー・エレクトリック・パワートレイン技術開発に向けた、ジャガー・ランドローバー主導による先進パワートレイン研究開発プログラムを発表しました。

 「Evoque_e」は、英国の独立系政府機関テクノロジー・ストラテジー・ボード(以下、TSB)が支援し、総額1,630万ポンド、研究開発期間2年を投じるプロジェクトです。ジャガー・ランドローバーは、400万ポンドをこのプロジェクトに拠出し、また12の産学パートナー、8つの企業と3つの大学から成る研究共同体のリーダー的役割を担います。

 12の産学パートナーは、ザイテック・オートモーティブ、GKNドライブライン、モーター・デザイン・リミテッド、AVL、ドライブシステム・デザイン、ウィリアムズ・アドバンスト・エンジニアリング、デルタ・モータースポーツ、タタ・スチール、ブリストル大学、クランフィールド大学、ニューカッスル大学です。

 2013年10月に開始するユニークな本共同プロジェクトを通じ、最先端の次世代パワートレインのコンセプトとなる、マイルド・ハイブリッド式電気自動車(MHEV)、プラグイン・ハイブリッド電気自動車(PHEV)、フル・バッテリー式電気自動車(BEV)3台の研究車両をデザイン、開発および製造する予定です。

 ジャガー・ランドローバー、ハイブリッド・アンド・エレクトリフィケーション・ディレクターのピーター・リッチングスは次のように述べています。「このプロジェクトでは、既存の市販車のアーキテクチャをベースにした、設定変更可能かつ互換性のある技術プラットフォームの開発を目指しています。モジュラー技術には、モジュラー・バッテリーパック、インテグレーテッド・パワーエレクトロニクス、マルチマシーン、先進コントロール開発、トルクベクタリングなどの、シングルおよびマルチスピード・アクスルドライブが含まれます。」

 「研究チームは、電気モーターに関して、性能と耐久性を強化する一方、いかにして速度を上げるか、サイズや重量、コスト削減をどのように図るかを探っていきます。また、レアアース使用量の削減およびシステムの最適化に向け、代替素材の使用の可能性も調査します。」

 「『Evoque_e』プロジェクトの成果は、コスト、重量、そして素材の持続的な使用という点においてベンチマークとなりうる、大量生産が可能であろう新しい技術となるでしょう。」

 自動車の研究開発において英国最大、また、製造研究開発分野でも最大の出資額を誇る、ジャガー・ランドローバーは、製品開発に対し、2014年3月までの1年間で27.5億ポンドを投じる予定です。ジャガー・ランドローバーは、Low Carbon Vehicle(ローカーボン・ビークル)イベント2013において、主導的役割を担っているその他多くの共同研究プロジェクトを展示しました。これらのプロジェクトには、内燃機関の大幅なダウンサイジング、熱エネルギーの効率的な管理と保存、革新的な新しいデザインコンセプトによるエンジンの軽量化などが含まれます。

 こうした研究プロジェクトについて、ジャガー・ランドローバー、リサーチ・アンド・テクノロジー・ディレクターのウルフガング・エップル博士は次のように述べています。「ジャガー・ランドローバーには、意欲的な成長計画があります。弊社のグローバルビジネスおよび英国経済のさらなる発展の鍵を、エンジニアリングとイノベーションだと考えます。我々の研究プログラムには、英国内有数の才能あふれたエンジニア参加しています。『Evoque_e』プロジェクトを通じ、我々は、これまでジャガー・ランドローバーが蓄積してきた技術を活かし、幅広い性能と先進パワートレイン技術へのさらなる取り組みを明確に提示していきます。」

 ジャガー・ランドローバーは、英国内の主要大学の多くと、様々な技術と技能に関する共同プロジェクトを行っています。ジャガー・ランドローバーの研究・先進エンジニアリングチームの半数以上が、ウォーリック大学のウォーリック・マニュファクチュアリング・グループ(WMG)に拠点を置き、エネルギー保存や軽量化、デジタル認証などの重要な新技術に関する共同研究に携わっています。

 ジャガー・ランドローバーのリサーチ部門長であるアントニー・ハーパーは、共同作業の重要性、ならびにそれがジャガー・ランドローバーと英国経済にもたらすメリットについて次のように述べています。「全ての有能な人材が我が社にいるわけではないことや、英国のエンジニアリング・イノベーションの最高峰が集結した共同研究プログラムが、新たな素晴らしい技術を産み出すであろうことを我々は良く理解しています。」

 「弊社のビジネスの成長と研究開発への継続した投資は、他社の国内投資も促しました。例えば、弊社サプライヤーは、英国内の大学で独自の研究プロジェクトを立ち上げ資金を拠出しています。TSBの資金援助のおかげで弊社の投資効果は何倍にも拡大し、また英国を拠点とする技術投資が助長されたことにより、将来の需要や世界の制度・規制への対応ができるようになるでしょう。」

以上


<ジャガー・ランドローバー(JLR)について:>
 ・JLRは、NPO団体ビジネス・イン・ザ・コミュニティ(BITC)の、2013年「責任あるビジネス大賞(Responsible Business of the Year)」に選ばれました。
 ・JLRは、持続的な成長と収益性のために意欲的な計画を予定しています。
 ・JLRの2012年1月-12月の販売台数は、30%増の357,773台でした。
 ・JLRは、今期(2013年4月~2014年3月期)に製品開発と施設整備に約27.5億ポンドの投資を行う予定です。
 ・JLRは、英国有数の輸出企業であり(金額ベース、2011年の輸出額は82億ポンド)、その収益の約85%が輸出によるものです。
 ・JLRの前期(2011年4月~2012年3月期)の収益は158億ポンドで、税引き前利益は16.7億ポンドでした。
 ・テクノロジー・ストラテジー・ボード(TSB)は、イノベーションを推進する英国の独立機関で、ビジネス主導のイノベーションを活性化、支援することにより、経済成長の加速を目指しています。ビジネス・イノベーション・職業技能省(BIS)管轄のTSBは、企業、研究機関、公共セクターを一つにまとめる役割になっています。市場ニーズや社会的課題に対応し、また将来の経済基盤を構築するため、革新的な製品やサービス開発の支援と加速を行っています。詳しくは以下のサイトをご覧ください:http://www.innovateuk.org


 *参考画像は添付の関連資料を参照


◆読者からの問い合わせ先◆
 ランドローバーコール(フリーダイヤル)0120-18-5568
 (9:00~18:00、土日祝日を除く)

● 関連リンク

ランドローバージャパン(株) ホームページ


● 関連資料

参考画像
  


Posted by Frco.Don at 08:39Comments(0)今日のプレスリリース

2013年09月08日

黒田官兵衛・長政父子、福岡入府の経緯・いきさつ

▶▷黒田官兵衛・長政父子、福岡入府経緯

※画像は伝官兵衛使用の合子形兜
(ごうすなりかぶと)

天正14年の島津征討で活躍した黒田官兵衛
は、恩賞として豊後中津藩12万石(18万
石とも)を秀吉から拝領します。翌年の15
年5月に秀吉自らの九州下向、島津氏が薩摩
まで押し戻されることで、この島津征討戦は
終結をみます。

秀吉は、その際、薩摩からの凱旋途上に、博多箱崎浜の筥崎宮に陣を張り、6月
の間、約20日を過ごします。

この間、秀吉軍として九州に集結していた諸大名の兵、約18万が博多を取り巻
く浜に溢れていたといいます。

20日の滞在の間、秀吉は千利休などの世を代表する茶人達や、当代随一の歌人
といわれた細川幽斎を丹後からを博多に呼び寄せるなどして、毎日のように茶会
や歌会を設ける一方、官兵衛に命じて、戦乱で荒廃した博多の町の復興事業を進
めます。

余談ですが、この時に行われた、秀吉が食べることになる、或る茶会の茶菓子を
用意した菓子屋(当時、菓子屋があったという話し自体、歴史的には誤りなので
すが)はどこであったかという論争が、現代の博多の菓子屋のなかであります。

さて、その後の関ヶ原の合戦の末、官兵衛の息子・黒田長政が筑前福岡藩52万
石を拝領することになるのですが、この時は、そうしたことになる、その後の筑
前博多との縁について予想もせずに復興事業に官兵衛は尽力したと思われます。

時代は、秀吉による小田原北条氏攻略、朝鮮出兵(博多は重要な兵站基地の役割
を担いました)、秀吉の死、関ヶ原の合戦後の徳川政権の成立と、進みます。

関ヶ原合戦後、先きにふれたように官兵衛の息子・長政は筑前52万石を拝領し
ます。黒田氏は豊前中津12万石から、3倍の加増を受け、大大名となったわけ
です。この加増は、わずか一日で東軍・徳川方勝利という形で雌雄を決すること
になる関ヶ原の合戦での、最大の功労者は黒田長政だとの家康の評価によるもの
です。

一方、関ヶ原合戦時の父・官兵衛は九州にあって、豊前中津を進発、北部九州を
回り、肥後、薩摩へと西軍・石田方に付いた諸大名の本拠を襲い、九州のほぼ全
域を制圧するという働きを行っています。官兵衛の、この動きについては、息子
・長政の家康への忠誠一方の動きとは異なる存念があってのことともされていま
す。

52万五石の大名としての筑前入府時、官兵衛は既に隠居し如水と言う法号を名
乗っていたことから、黒田氏では官兵衛を藩祖と呼び、長政が初代藩主となった
のでした。

軍師黒田官兵衛を学んで語る Facebook 趣味活講座
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Posted by Frco.Don at 05:31Comments(0)シメオン官兵衛孝高