大濠公園日本庭園広間で教室:「光る君へ」と筑前&煎茶会:源氏物語の菓子粉熟・古代の甘み甘葛で
NHK大河「光る君へ」での登場人物と筑前・福岡との関係を物語する教室と、古代の甘味「甘葛(あまずら)シロップ」を使い復元した『源氏物語』柏木の章に登場する菓子粉熟での煎茶会。茶葉は老舗・光安茶舗の100g/¥5.000「初霜」。お茶後は庭園散策の時間も、、、
日時:令和6年6月2日(日)13:00
会場:大濠公園日本庭園広間
https://maps.app.goo.gl/3t3DZtCJsgbW4xuk7
会費:¥5.000-(煎茶会費・資料代・入園料・一日保険含)
募集:30名
問い合わせ・申し込み
090-9404-4299
naou_yz@icloud.com
粉熟と古代の甘み甘葛シロップのボトル
教室 〜「光る君へ」と筑前 〜・詳細
「光の君へ」に登場する佐々木蔵之介・藤原宣孝は筑前守を受任し下向します。その妻となる吉高由里子・紫式部は、筑前へ下る友人との間に歌を交わしたことを日記に伝えます。ロバート秋山・藤原実資は筑前高田の牧を家領としていました。その日記『小右記』には、高田の牧にかわわる記述が多々みられます。井浦新・藤原道隆の子・竜星涼・隆家は太宰権帥として筑前へ下ると、外寇を制圧します。その末裔の一流は肥後菊池一族の祖といいます。『源氏物語』には筑紫の五節舞や、玉鬘の筑紫流離譚が語られます。そんな「光の君へ」に登場する人などなど、と、筑前関わりについて物語いたします。
煎茶会 『源氏物語』の菓子「粉熟」 古代の甘み甘葛で復元・詳細
『源氏物語』宿木の章に「宮の御方より、粉熟参らせたまへり」とあります。その製法は鎌倉時代に著された『源氏物語』注釈書『原中最秘抄』に「粉熟は稲(米)、麦、大豆、小豆、胡麻などの粉に、甘葛(あまずら)を加え、こねた物をゆでて餅のようにつくり、竹筒に入れてしばらく置いた後、突き出して切り出す」とあります。
ここにある古代の甘み「甘葛」を奈良女子大.大和・紀伊半島学研究所古代学・聖地学研究センター協力研究員前川佳代氏が長年の研究の末、甘葛シロップとして復活させました。那国王の教室いにしえ菓子研究部は、『原中最秘抄』中のレシピを参照に、前川教授制作の甘葛シロップを使い『源氏物語』の菓子「粉熟」を制作しました。
国宝 源氏物語絵巻〈柏木 三・宿木 一〉 徳川美術館/柏木の子、薫を抱く光源氏の前に並ぶ、菓子を盛る高坏
甘葛シロップ抽出中、、、
大濠公園日本庭園遠景
大濠公園日本庭園枯山水
広間露地
広間玄関
広間・茶菓子
広間・広縁
大濠日本庭園公式HP
https://www.ohoriteien.jp
那国王の教室・報告集
https://frcodon.yoka-yoka.jp/c60037.html
市政だより情報BOX案内ページ
https://www.city.fukuoka.lg.jp/shicho/koho/fsdweb/2024/0401/1207.html
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