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Frco.Don
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競走馬育成牧場でおぼえた騎乗。その後、全国8カ所・8種の在来馬を乗り歩く。平成30年宗像大社春季大祭・流鏑馬騎手。ヨットは我流。カヤックイベント企画、カッター先生。住吉能楽堂講座・企画運営.講師、街歩き「那国王の教室」企画・運営などなど、、、

2017年02月09日

筑前大島と遠藤周作『沈黙』

寛永二十年(1643)に異国船大島来航、宣教師等十名を捕らえ長崎へ護送(福岡県史巻末年表/黒田続家譜・黒田家文書2)ということがありました。

実はこの時に捕らえられた宣教師ジョゼッペ・キャラが孤里庵先生の『沈黙』での主人公・ロドリゴ司祭なのでした。以下、同書「あとがき」にあるように孤里庵先生がふれています。

遠藤周作『沈黙』あとがき
「次にこの小説のモデルである岡田三右衛門について少し書いておく。本文の岡田三右衛門ことロドリゴとちがって彼は(本名、ジョゼッペ・キャラ)シシリアに生まれ、フェレイラ神父を求めて一六四三年六月二十七日、筑前大島に上陸し、潜伏布教を試みたが、ただちに捕縛され、長崎奉行所から江戸小石川牢獄に送られた。ここで井上筑後守の訊問と「穴吊り」の刑を受けて棄教、日本婦人を妻として切支丹屋敷に住み、一六八五年八四歳にて死んだ。彼と共に布教に渡日したアロヨ、カッソラの二人も皆、拷問の後、転んでいる。小説中のロドリゴやガルペと史実との違いのためにこの点を指摘しておく。

筑前大島と遠藤周作『沈黙』





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